Webに携わっていたら、知らないとは言わせません。
WinMergeですが、
ただインストールしてエディタ的に使うだけでは、あまり効果ありません。
「うっかり古いファイルを編集してアップしてしまった!」
「メニューが変わってるなんて知らなかった!」
「システムソースが入ってたのに誤って消えて上書いてしまった!」
なんていうトラブルを、未然に防ぐことができます。
いくら視力が良くても、
いくらHTMLソースマニアでも、
いくらコーディングリーダーでも、
htmlファイルの差異を目でチェックして、異なる部分に気付くなんて神業、できません。
ていうか、そういう機械的な作業を、コンピューターに任せるから、PCは素晴らしいんですよね。
そこは人が神経使う作業ではないんですから。
要は、どのタイミングで、どのツールを持ち出せば一番要領が良いのか、そのベストツールをチョイスしてくるのが、人の頭がする作業ですよね。
とにかく、WinMergeを使いこなせれば、たいがいのファイル関連の凡ミスは防げます。
何か編集したら ↓ 編集前と編集後の差異をチェックし ↓ 上書きして問題がないか確認できたら ↓ アップロードする
このフローを癖付ければ、怖いものはありません。(多分・・・)
前置き長くてすみません・・
・WinMergeの使い勝手の良い設定 ・WinMergeをFFFTPで設定してファイル比較を高速に ・WinMergeをDreamweaverで設定してファイル比較に活用する
WEB屋さんは、最初の設定は面倒くさそうだけど、
やっといて損はないです。やらないと損です。
↓設定については続きへ
WinMergeの環境設定
○ 日本語版 ver2.6.0以上
○「編集」メニューの「設定」
1.比較
空白→変更を無視するを選択
空行を無視するをチェック
改行文字の違いを無視するをチェック
(※キャプチャと異なっていたらすみません。テキストは、SEさんのお薦め設定。キャプチャは私の現在の設定。適当に参考にしてください)
2.エディタ
行内差異を表示するをチェック
文字単位を選択
(※上に同じ)
3.コードページ
html,rc・・・コードページ情報を検出するをチェック
mlang.dll 云々をチェック
(※上に同じ)
ffftpの設定>オプション>環境設定>ツール
ビューワ
d C:\Program Files\WinMerge\WinMerge.exe
WinMergeへのパスと、先頭に半角d+半角スペースをはさみます。
使用例【ffftp編】
あとは、アップロードする前に、チェックするだけ。
サーバ側のファイル名を右クリックして
「WinMerge.exeで開く」を選べば、
ローカル側のそのファイルとを比較してくれます。↓↓
(※FFFTPのバージョンは ver1.95 以上でないと連携できません。)
使用例【Dreamweaver編】
DWでも、環境設定でファイルを比較するソフトを指定しておくと
ファイル名が同じじゃなくても、比較したいファイルを複数選択し
右クリックで比較することができます。↓↓↓